電験三種に合格された方の中で、2種にも挑戦される方は多いと思います。
2種は三種の延長線ではあるものの、数学的手法も高度になります。
また、三種からの違いと言えば、何と言っても2次試験の存在があります。
2次試験では、記述式での解答が求められるため、必要なアウトプット力は圧倒的に高くなります。
もし、なんとなくの理解で止まってしまっていれば、要点を押さえた解答が作れず、完答はできないでしょう。
電験二種のおすすめ参考書・問題集
電験二種完全攻略 改訂2版: 一次試験対応・トコトンわかる速攻学習方式
一次試験対策の参考書&問題集として使える一冊です。
ポイントは、各項目の冒頭に要点がまとめられており、後半では過去問をベースとした知識の解説、問題の解法が載っていることです。
電験二種完全攻略 二次試験対応(改訂2版): 過去問240問を体系的に学ぶ
タイトルにもある通り、体系的に学べる点がメリットです。
過去に出題された論点ごとに、過去問と解説がのっているので、過不足なく効率的に学習を進められます。
電験一種合格者の電験2種の勉強方法
電験三種の復習
電験2種は三種の延長線上にあります。
ベースとなる三種の知識が抜けている場合は復習から始めましょう。
ベースが磐石でなければ、本質的な理解ができず、得点が伸び悩むでしょう。
筆者の場合も、三種の勉強がきっちり理解できてから、2種の学習に入りました。
一次試験対策
上記の書籍を精読。
これに尽きます。
紙面の都合上、簡潔に書かれている部分で、自分の中で納得のいかない部分があれば、ネットなどで徹底的に調べました。
問題もたくさんつけてくれているので、正解できなかった問題を何周も(4、5周くらい?)行い、完璧に仕上げれば、それなりの点数が取れるようになります。
二次試験対策
同じく上記書籍の精読に尽きます。
計算問題は、ある程度パターンがあるので、全パターン理解して、解けるようになりましょう。
特に制御は、慣れない人が多いと思いますが、実は簡単なので、貴重な得点源です❗
これから電験二種の勉強を開始する方へのアドバイス
最後に、電験2種に受かるための心構えをお伝えします。
電験の学習範囲の知識に興味を持つことと、好きになることだと思います。
これに該当する方は、学習の継続力の面でも強いと思います。
是非、ご自身の探究心を全面に出して、本質理解と得点力アップを目指して下さい!