- 旧帝大 修士卒(電気電子工学専攻)
- 電験一種に、10ヶ月で合格
- 気象予報士試験に、4ヶ月で合格
- 電験三種や電工の動画による問題解説サービスを実施中
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- 電気工事士試験の受験生向けYouTubeチャンネルも開設
電験三種 おすすめ参考書「電験三種合格ガイド」
私が電験三種に一発合格したときに使用した参考書は、上記の「電験三種合格ガイド」です。
この参考書は「買ってよかった」と思えたので、今回紹介させていただきます!
大きな書店以外では置いていないと思うので、ネットでの購入がおすすめです。
公式サイトでは中身を一部見ることができるので、下記リンクよりご覧ください。
公式サイトはこちら
おすすめする理由は以下の通りです。
- 4科目(理論、電力、機械、法規)+電気数学が一冊に凝縮されている
- 二色刷りで図も見やすく、イメージをしながら学習できる
- 公式や原理の説明もしっかりしている
- テーマ毎に問題があるので、すぐに演習ができる
- 法規科目は出やすいポイントを絞って記載されているため、効率よく学習できます
これらのポイントについてひとつずつ説明します。
ポイント① 4科目(理論、電力、機械、法規)+電気数学が一冊に凝縮
電験三種の参考書は次の二種類に分類できます。
- 4科目がそれぞれ一冊ずつ(計4冊)となっている参考書
- 電験三種合格ガイドのように一冊にまとめられている参考書
それぞれの利点と欠点は次の通りです。
- 4冊テキストのメリット・デメリット
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(メリット)1科目一冊のボリュームなので、よりたくさんのページを使って丁寧に説明されている。
(デメリット)ページ数が多くなるので、すべて読むのに時間がかかってしまう。費用が3~4倍になる。
- 4科目が一冊に集約されたテキストのメリット・デメリット
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(メリット)安い!要点が凝縮されており、短時間で学習できる。
(デメリット)詳しい説明が欲しい方には不向き
おすすめしている「電験三種 合格ガイド」は、一冊集約型なので、説明が足りないと思われる方もいらっしゃると思います。
その場合は、必要な箇所だけネットで調べるといった合わせ技も有効です!
(私自身、そういった箇所は1冊1科目の参考書であっても解説だけでは理解できず、結局ネットで調べる場合も多い印象です。)
ポイント② 二色刷りで図も見やすく、イメージしながら学習できる
参考書は白黒ではなく、カラーのものをお勧めします。
言うまでもありませんが、図が見やすく、重要なキーワード部分が赤字となっていたりと、学習がスムーズに進みます。
当然、白黒よりもカラーの方が値段が少々高いですが、何百時間も向き合う参考書なので、十分元が取れると思います!
ポイント③ 公式や原理の説明が過不足なく程よい
電験三種の学習で特につまずきやすいのが理論です。逆に電力や法規は暗記項目が多くなるイメージです。
理論科目では各種公式や原理を試験が要求するレベルまで理解する必要があります。
その点で、「電験三種合格ガイド」は、過不足なく試験で出る事項が説明されている印象です。
ポイント④ テーマ毎に問題があるので、すぐに演習ができる
電験三種に最短で合格する方法論として、私自身一貫して申し上げているのが
「参考書による知識のインプット⇒演習によるアウトプット訓練」です。
知識を参考書でインプットしただけでは、すぐに抜けてしまったり、実際の問題でどうやって知識を活用すればよいかわからなくなったりします。
なので演習が重要で、演習はなるべくインプット直後にやる方が記憶が定着しやすく能率的です。
なので、「電験三種合格ガイド」のようにテーマごとに簡単な演習問題を配置しているテキストは、受験生の皆様に役立つと思います。
ポイント⑤ 法規科目は出やすいポイントが抽出されており、効率よく学習できる
法規科目の出題範囲には、「電気設備技術基準」や「電気設備に関する技術基準の解釈」などがあります。
これらの中には高頻度で出題される条文もあれば、全くと言っていいほど出題されない条文もあるので、後者については学習する必要はありません。
「電験三種 合格ガイド」では、よく出る箇所を抜き出して記載してくれているので、無駄な暗記をせずに済み、時間節約になりました!
終わりに
「電験三種合格ガイド」のご紹介は以上です。この記事が皆様の参考になれば大変うれしく思います。
途中でも書きましたが、参考書のインプットの次は問題演習によるアウトプット練習が必須です。
演習に役立つ問題集も書店に行くとたくさん置いてあります。
おすすめの問題集についての記事も今後出していきたいと思います!