令和3年度 第二種電気工事士 上期 午前 筆記試験 問9解説

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筆者の実績
  • 旧帝大 修士卒(電気電子工学専攻)
  • 電験一種に、10ヶ月で合格
  • 気象予報士試験に、4ヶ月で合格
  • ZOOM等でのオンライン個別指導の実績あり
出典:令和3年度 第二種電気工事士 上期 午前 筆記試験 問9

モータ電流(40A)がその他負荷電流(10A)を超えている。また、モータ電流は50A未満なので、

$$I_W =1.25I_M+I_H=60$$

次に、ブレーカの定格電流については、$3I_M +I_H$と$2.5I_W$のうち小さいほうとなり、今回は前者の方が小さいため

$$I_B= 3I_M +I_H =130$$

正解:ハ

ほかの問題の解説は以下です。

問1問2問3問4問5
問6問7問8

問9

問10
問11問12問13問14問15
問16問17問18問19問20
問21問22問23問24問25
問26問27問28問29問30
問31問32問33問34問35
問36問37問38問39問40
問41問42問43問44問45
問46問47問48問49問50
(参考)幹線の許容電流
モータ電流がその他の負荷電流より大きい場合($I_M >I_H$)

モータ電流が50A以下の場合は、$I_W ≧1.25I_M +I_H$

モータ電流が50A超過の場合は、$I_W ≧1.1I_M +I_H$

モータ電流がその他の負荷電流の大きさ以下の場合($I_M ≦I_H$)

$I_W ≧I_M +I_H$

(参考)幹線の過電流遮断器の電流

次のうち、小さいほうをもって、幹線の過電流遮断器の定格電流$I_B$を決めます。

  • $I_B≦3I_M +I_H$
  • $I_B≦2.5I_W$

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