こんにちは!
最初に、私の自己紹介をさせて頂きます。
私はこれまで、多くの難しい試験に合格してきました。
合格できた理由は、効率的に勉強できる独自のノウハウがあったからです。
ぜひ皆さんにも、このノウハウを共有して、お役に立てればと思います!
- 旧帝大 修士卒(電気電子工学専攻)
- 電験一種に、10ヶ月で合格
- 気象予報士試験に、4ヶ月で合格
- ZOOM等でのオンライン個別指導(電験三種対策)の実績あり
この記事は、試験直前まで正しい方法で勉強してきた人たちが、より高確率で合格するためのノウハウを記しています。
もし、まだ正しい勉強方法を知らない人は、下記の記事で解説しているので、読んでいただければと思います。

電験の試験直前の数日間の過ごし方は超重要

試験直前の数日間は貴重な時間です。
ところで皆様は、この数日間どのように過ごす予定でしょうか?



今の勉強がいっぱいいっぱいで、そんなことまで頭が回らないよ~💦
この記事で、試験直前の数日間の勉強ノウハウをお伝えしますので、
最後まで読んで実践すれば、合格に近づくことが出来ます!


絶対やってはいけない2つの直前対策【電験勉強法】
本番直前に絶対やってはいけないことは、下記の二点です。
- 本番でのパフォーマンスを低下させること
- 弱点克服につながらない勉強
順番に解説します。
本番でのパフォーマンスを低下させることは止めましょう。
例えば、徹夜です。


徹夜でなくても、深夜まで勉強して追い込むのもNGです。
徹夜をすると当日のパフォーマンスを下げてしまい、いつも以上に点数を取れなくなってしまいます。
弱点克服につながらない勉強も、効率が悪いのでしないようにしましょう。
直前期になると、試験範囲の中でわからない部分は少なくなってきます。


したがって、やみくもに勉強してしまうと、
わかっている部分を再度勉強してしまい、二度手間になりやすいです。
そのような勉強は無駄ではありませんが、試験で出た時に正解できるかどうかの瀬戸際にあるような弱点箇所の勉強をしましょう。
最後に、出来るだけ前日に予定を入れることも避けましょう。
貴重な最後の時間を有意義に使ってください!
合格率が上がる直前対策は「弱点箇所の補強」【電験勉強法】
さて、ここからが本題です。
皆さんがやるべき直前対策は「弱点箇所の補強」です。
どうすれば効率よく弱点箇所を補強できるかを、以下でご説明します。
2~3日前:弱点箇所の抽出
この期間では、前日に最終確認する弱点箇所を抽出しましょう。
そうすることで、試験前日に弱点箇所の補強が効率的にできます。
そして、前日に頭にいれた内容は、本番で思い出しやすいので、得点力アップにつながります。
弱点箇所の抽出は以下の手順で行います。
- これまでの問題演習で正解できていない問題を再度解く。
- わからなかった問題や、正解したけど本当に理解出来てるか怪しい問題をピックアップしておく。
また、暗記する項目で、うろ覚えなのでもう一度確認しておきたい箇所も、まとめておきましょう。
例えば、法規科目の「電線の離隔距離の表」がうろ覚えの場合、前日に重点的に暗記すると、試験本番まで記憶が維持できます。
私が電験一種に挑戦していた時の体験談をお話します。
私は、ある問題集を何周も繰り返し演習し、間違える箇所はなくなりました。
しかし、電験一種に合格するためには、これだけでは得点力がやや不足していると思いました。
そして、得点力を上げるために、より多くの新しい問題をやるべきだと思いました。
そこで、受験日の2週間ほど前に新しい問題集を購入し、解けない問題(弱点箇所)を抽出する作業を行いました。
そうすることで、新たに補強が必要な弱点箇所が見つかり、試験前日に対策して、無事に合格することが出来ました。
体験談の補足
上記の体験談と矛盾しますが、私は基本的に、問題集を何冊もやることはオススメしていません。
しかし、使っている問題集の問題を全て解けるようになった場合で、かつ、それでも試験に合格できるか不安な場合は2冊目の問題集を新たに購入するのも良いと思います。
そうすることで、私は今まで気づいていなかった自分の弱点箇所を洗い出すことができました。
1日前:弱点箇所の総復習で得点力のベースアップ!
試験前日は、前々日までに抽出した弱点箇所を総復習しましょう。
恐らくこれまで勉強してきた中で、最も得点力につながる効率の良い学習ができるはずです。
うろ覚えの暗記物も確認しましょう。


また、弱点箇所が少なく、時間に余裕がある場合は、
試験本番を想定して、本番と同じ時間帯に時間を計って過去問を解いてみるのも有効です。
最後に、早く寝ることも重要です。
夜中まで無理して起きてしまうと、当日のコンディションが下がって、これまでの努力が無駄になりかねません!
当日:軽く見直す程度でOK。体力を温存しましょう
当日は、道中で暇つぶし程度に最終確認するような程度で良いと思います。
また、余裕があれば計算問題を一問やって、準備体操するのも良いかもしれません。
試験当日の戦略については別の記事でお話できればと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!