第1種電気工事士 令和3年度 午前 問30解説

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筆者の実績
  • 旧帝大 修士卒(電気電子工学専攻)
  • 電験一種に、10ヶ月で合格
  • 気象予報士試験に、4ヶ月で合格
  • ZOOM等でのオンライン個別指導の実績あり
出典:第一種電気工事士試験令和3年度 午前 筆記試験 問30

方向性のない地絡過電圧継電器の場合は、外部の地絡事故に反応して不必要動作する場合があります。(構外の地絡に対しては、構内の地絡の場合と比較して感度が小さいので、必ず不必要動作するわけではありません)

一方で、方向性のあるGR付PASを用いれば、発生した地絡点が構内か構外かを判定し、構外地絡時には動作しない。

よって、ニの記述は正しくは下記となる。

地絡過電圧継電器は、需要家内のケーブルが長い場合、対地静電容量が大きく、他の需要家の地絡事故で不必要動作する可能性がある。このような施設には、GR付PASの地絡継電装置を設置することが望ましい。」

正解:ニ

ほかの問題の解説は以下です。

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問30

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